シュウト
もう少しで仲間と約束した場所にたどり着くから
紗奈
う、うん
建物の中に入り、
集合場所という階にいってみると、
そこにはカナトさんが立っていた。
紗奈
（カナトさん…だ…）
カナト
え…？紗奈ちゃん…？
紗奈
カナトさん…
シュウト
ん？２人は知り合いなのか？
カナト
…そうだけど…。紗奈ちゃんどうしてここに？
紗奈
え、あ、あの…
シュウト
んーなんか迷い込んじまったみたい
シュウト
操られた人間に追っかけられてたから、助けた
カナト
…そう…
カナト
まあ詳しい話は後で聞くよ
カナト
…核を倒さない限り、ここはどこにいても危ないから…。一緒に来てもらうしかないね
カナト
あんまり危険な目には遭わせたく、ないけど…
紗奈
（カナトさん、ここにいたんだ。ラビに、からかわれてたわけじゃないのかな…？）
紗奈
（でも、どうみても仕事中…だよね…）
紗奈
（なんか…何も知らなかったとはいえ、悪いことしちゃったな…）
紗奈
……
紗奈
（それでも、やっぱり、会えてうれしい…。…こんな状況なのに…）