3-24

紗奈
……

突然ガクッとなる私の体…。
シュウト
あっ…

シュウトくんがガシッと支えてくれる。
シュウト
…どうした…?

紗奈
…しびれ薬が…まわって…

シュウト
しびれ薬…?

紗奈
…うん

シュウト
…しびれ薬、か

シュウト
よし、わかった、今治してやるからな

そういうとシュウト君は私の体にそっと触れた。

光り輝くようなオーラを全身に浴びると

私の体はすうっと楽になった。

紗奈
(あ…この感じ…カナトさんに似てる…)

シュウト
ん、どうだ?…少し休んでってもいいけど…

紗奈
ううん、大丈夫…。体、楽になったみたい

シュウト
そっか、よかった。よし、それじゃいくぞ

紗奈
…うん

シュウト
っとその前に、これ持ってろよ。ここ丸腰はやべーから護身用に

そういうとシュウトくんは謎のブレスレットを差し出してきた。
紗奈
あ…倒れた人達は…

シュウト
ああ、一時的に気絶させただけだから大丈夫だよ

シュウト
そいつら操られているだけだし…。そのうち目を覚ますと思うぜ

紗奈
そっか…

 

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